チーム方針

All For The Future Of The Players

〜全ては選手達の将来のために〜

【ビジョン・チーム理念】

(チームがある目的、活動を通してなりたい姿)

・子ども達が野球を通じて心身ともに成長する

・その活動を通じて関わる全ての人の心が豊かになる体験を生む

 

【ミッション】

(ビジョンを叶えるための目標)

・スポーツマンの育成

・日本一を目指す

 

【バリュー】

(行動指針)

・尊重

・勇気

・覚悟

・感謝

・走姿顕心

 

尊 重 ・試合相手、審判、ルールを尊重するという

     スポーツの本質を理解する。

    ・色んな立場の仲間を尊重する優しさを持つ。

勇 気 ・出来ないと思えることに挑んでいく勇気を

     練習を通じて獲得する。

    ・成長の為にあらゆる機会によって自分を変える

     勇気を持つ。

覚 悟 ・昨日の自分より成長するという覚悟を持って

     グランドに立つ。

    ・勉強と野球、両方足して100%ではなく両方

     とも100%努力する覚悟を持ち中学校生活を

     充実させる。

感 謝 ・関わる全ての人に感謝をし、それを形に表す。

    ・自分を高めてくれる道具、その中には動物の

     命をもらっている物もあるという理解、

     感謝の上で道具を大切にする。

走姿顕心・走る姿は心を顕す。「走姿顕心」の気持ちを

     持ってグランドでは常に全力疾走で臨む。

【指導方針】

「全ては選手の未来のために」を実践する

「最優先は安全な環境を整えること」と心得る

 

(そのために)

・子ども達へ愛情を持つ

・学ぶ姿勢を持ち続ける

・結果にとらわれず成長を待つ

・子ども達の内なる可能性を信じて

 「問いかける」「考えさせる」「気づかせる」

 「感情で叱らない」「信じて待つ」

・野球の楽しさを伝える

・常に安全に配慮する

 

※コーチングスタンスは文部科学省のスポーツ・

青少年局スポーツ振興課のコーチング推進

コンソーシアムが取りまとめた

『グッドコーチに向けた7つの提言』

を参考にしています。

 

市川シニアの指導者陣は2022年から導入された

全日本野球協会発行のアンダー15指導者

ライセンス研修を受講し、資格取得しました。

10名の資格所有者がいます。

※指導者テキストの作成委員にリトルシニアの

全チーム監督の中から市川の宇野監督が選ばれ、

テキスト監修しています。

 

  心 

 

基本的な考え方 

 高校野球で活躍する、文武両道を目指す、

 甲子園に出る、プロ野球を目指す、など自分

 高い目標を掲げて、そこに向かい自分を奮い立たせ

 計画的に努力できるような心をこの市川シニアの

 活動を通じ身につけてもらいたいと

 思って指導しています。チーム内の競争も

 激しい中で、自分を信じる力も磨いていって

 欲しいと思います。

 失敗の多いスポーツと言われる野球では、

 その失敗や困難とどう向き合い、克服していくか

 という「レジリエンス」(回復する力、困難と

 向き合う力などの意味)を磨きます。

 また将来「スポーツマン」として周囲から

 みられる事もある中スポーツを通じて学べる多くの

 ことを野球ノートなどでの対話を通し伝えてます。

 団体競技ならではのチームワークの醸成には

 熱血スタッフが一丸となって「応援されるチーム」

 作りにまい進しています。

 

   スポーツを通じて得られる「幸せになるための力」

 を身につけて欲しいと思っています。

 ・自分で道を切り拓くための

  「考える力」

 ・失敗を恐れずに前に進むための

  「チャレンジする力」

 ・力を合わせて乗り越えるための

  「コミュニケーション力」

 ・ピンチをチャンスに変えるための

  「リーダーシップ力」

 ・周囲のサポートを信じるための

  「感謝する力」

(※「自分で考えて決められる賢い子供究極の育て方」より引用)

 

 

  技 

 

基本的な考え方 

 野球の技術指導は多くの方法論があります。

 指導者がその多くを学び、たくさんの引き出しから

 選手たちにヒントとなる様なアドバイスを送り

 コーチングをしています。

 野球界の旧態依然とした漠然且つ高圧的な指導とは

 縁遠いスタンスで指導しています。 

 

打撃 

 硬式野球の醍醐味はバッティング、

 強い打球を打つ、その為のフォーム作り、

 体と道具の使い方を指導します。

 打てても3割の確率の中でそれを高める

 考え方などの指導も行っていきます。 

 

【投手・捕手】

 投手はケガなく3年間過ごす事を大切にしながら

 基本の動作を磨き、柱となるストレート、

 武器となる変化球も体得していってもらいます。

 守備面、試合の作り方、メンタルなど多岐に

 渡っての指導を投手出身のコーチが行います。

 毎年複数のOBが背番号1を背負いエースとして

 高校野球のマウンドに上がっています。

 投手育成には定評があります。

 捕手という特殊なポジションも監督も経験者、

   ポジションならではの練習メニューも豊富です。

 野球への考え方、リーダーシップも学べる

 捕手というやりがいのあるポジションへの

 指導には拘っています。  

 

 

守備・走塁/チームプレー

 多くの守備の基本、誰もが意識次第で上達する

 走塁については下級生のうちから徹底的に

 指導します。

 現代の高校野球の指導はどんどん進化してます。

 常に最新の指導を意識しながら高校でも

 困らないような「考える野球」を指導してます。

 また市川シニアの最大の武器は「全力疾走」。

 『全力疾走』には徹底的にこだわります。

 

 

  体 

 

基本的な考え方 

 小学校を上がったばかりの1年生と、翌年から

 高校で活躍する準備の整う3年生、体の違いが

 大きいのがこの中学野球です。スタッフ全員が

 この認識を持って個々人に合わせた体作りの

 指導を行います。野球に必要なトレーニングは

 常に最新の知識を勉強し指導しますが、

 ウエイトトレーニングというよりも体幹強化や

 柔軟性の向上に重きをおいています。

 契約トレーナーによる専門的な指導を受け、

 成長期の体作りを行います。契約ジムの情報 

 

ケガの予防

   骨がどんどん成長するこの時期ならでは、

 また野球という競技ならではのケガ(野球肩、

 野球肘、オスグッドやシンスプリント等)に

 対しては予防の意識を高く持ち、怪我予防の

 ストレッチ指導や、柔軟性の検査も行います。 

 ケガなく高校野球に進んでもらえるように、

 本人にも知識をつけてもらいケガに対する

 自己管理を促します。専門機関と連携し、

 フィジカルチェックを行い、怪我をしやすい

 身体的な課題に対しての平日のストレッチ指導

 などを行います。

 

 

食育 

 個々人の食べる量の差もあるので、強制的な

 食べる量の指導は行いませんが、身体が

 大きいことは、野球という競技の特性上は

 そのままプレイのスピードやパワーに

 繋がるのも確かです。

 食事も大切な取り組みであることを

 この3年間で知識として身につけてもらいたい

 と思います。

 普段からバランスの良い食事を心がけるよう

 合宿時などに指導を行ってます。

 お弁当も好きなものをメインにしながら

 バランスよく多くの栄養が摂れるお弁当を

 作ってください。その上でおにぎりなどの補食も

 多く持たせ、活動日の食事もバランス良く、

 量が少なくならないように心掛けます。

 

【充実した高校野球生活に向かって】

 中学時代の野球はあくまで高校野球を見据えた準備の

 期間であると考えます。

 基本的な技術の習得、練習方法の理解を日々の練習で

 身につけて行きます。

 また、試合を通じ野球という競技の持つ特性、

 チーム、組織で成果を出すというチームワークを

 学んで行きます。

 レギュラー争いや、ベンチ入り、などの競争も

 ありますが、あくまで中学野球は通過点、

 その競争の葛藤から心を磨いていってもらいます。

 団体での行動を通じ礼儀やマナー、

 スポーツマンシップを学んで行きます。

 それらを通じて、来るべき高校野球を充実した

 ものにしてもらえるようにサポートして行きます。

 高校野球を仲間とやり切った経験はその後、

 どんなに辛い時もいつでも自分を励ませる

 自信が身につき、一生涯のかけがえのない仲間と

 いう財産を得ることができ、そして大好きな

 野球という友と深く繋がることが出来ます。

 輝く宝物のような時間が人生に加わります。

 中学3年の夏で大きな大会は終わりますが、

 そこからの半年もとても大切な高校野球の準備期間

 と位置づけ、受験勉強を優先しながらも高校入学の

 直前まで練習に励んでもらいます。

 

 そして高校野球を終え、

「やり切りました!」という充実し成長した顔を

 見せに来てくれるOBの姿を見ることが

 指導者にとって一番嬉しいものです。

 市川シニアはそのような視野でこの中学時代の

 野球を捉えています。